2019年7月22日 吉本社長会見 ブログ形式
2019年7月20日(土)の宮迫博之氏と田村亮氏、両名における謝罪会見が行われた。
それを受けてかは不明だが、突然吉本興業の社長である岡本昭彦社長の会見が、
14時30分ごろに会見を開くということになった。
最初は順調に推移していて、一般企業としての、会社としてキチンとしているなと見ていた。しかし途中で原稿というかカンペを読んでいる途中に、岡本社長が急に読みあげを止めた。その手でハンカチを自分の目にあてていて、涙をぬぐい始めた。
この涙を拭う仕草は、この人自身のなんらかの葛藤で泣いているのか、あるいは世間の目を欺けるための演技じゃないかと思った。
テレビや雑誌、その他メディアの方々が記事にするために集まった人が多数いるためだ。
一応芸能事務所の一社長である身であるし、こういった演技も必要なのかと勘ぐってしまった。
この会見の前日には松本人志氏の「松本、動きます」という本人のツイッターの書き込みと、明石家さんま氏が吉本興業に電話をしているといった記事を他のニュースサイトで見ていたので知っていた。おそらくこの両名の他に吉本の大物タレントが会社に話しをしにいったということも考えられた。それでその影響があったのではないかと思った。
この社長についてはダウンタウンの元マネージャーだということは事前の情報でしっていた。ダウンタウンが無名の頃の時代からのマネージャーということで、ダウンタウンを一躍一流のスターに育て上げたその手腕を買われて社長になったのではないかと推測した。
しかし実際に考えてみると、ダウンタウンのお笑いの才能がすごいのであって、マネージャーがすごいということは考えづらいと思った。
実際に、宮迫氏、田村亮氏両名が謝罪会見を行った内容には両氏がミーティングを行う際、岡本社長に田村亮氏が一日も早く謝罪会見をさせてくださいと懇願したとされる。そのとき社長は他の社員の人払いをし、宮迫氏と田村亮氏と社長の3人の状態かどうかはわからないが、「お前らテープまわしてないやろな」というようなことを社長が言ったとされる。さらに「謝罪会見やってもええけどほんなら連帯責任で全員クビにするからな」「オレには全員クビにする力がある」
社長のこれらの言葉は「冗談であった」「場を和ませるためであった」とされているが、あの状況で人払いをして先ほどのクビにするなどの発言は笑いを生めるような状況ではないと感じた。
書面で引退か契約解除なら明日記者会見すると提案されたときに宮迫氏と田村亮氏は、そこで信頼関係が崩れて、あの会見に挑んだのだろう。
そして、吉本興業の岡本社長の会見ではのらりくらりと質問をかわしているのか、この人本来の性格なのかはわからないが、そう感じた。
ヤフーのニュースサイトのコメント欄には、この社長はだめだとかはやく終わらせてあげてとかいうようなコメントがあった。
この中のいくつかの記事の内容には、吉本興業に所属している芸人のツイッターの投稿内容が記されていた。
雇われているか雇われていないのかよくわからない口約束の契約で芸人たちは色々とたまっているものもあるのだろう。
加藤浩二氏が朝の生放送のスッキリでパワハラのようなことをこの社長はやっているのかというようなことを、はっきりと見たことがあると答えていた。
実際にこの岡本氏が社長の器にふさわしいかどうか疑問になるくらい話し方がたどたどしかった。
これは芸能界としての性質なのか一般企業としての営利を目的としての企業としての機能が果たされているかどうかは、疑問の感がした。
こののらりくらりと質問をかわしていくような発言で、ツイッターなどには笑ってはいけない会見と揶揄されていた。
実際に会見を見ていたが、そのようなことがやっているのかと錯覚してしまうくらいぐだぐだな会見だった。
この会見は14時30分から19時30分に迫るほどの長丁場の会見になった。
社長と会長は一年間の50㌫の減給ということをいっていた。
涙をぬぐっていたのは前半部分だけで、そのほかは涙ぐむようなことはなかった。
あれは演技なんだろうなと感じた。
この問題が長引いた原因は宮迫氏の保身のための嘘にある。しかし謝罪会見を一日も早くさせてくれという田村亮氏の言葉をさえぎって上記のようなパワハラの問題を生み出した責任は吉本興業側にある。
どちらがいいか悪いかではなく、どちら側も悪い部分がある。宮迫氏は嘘をついて反社会的勢力から金品をうけとっていないということ。もう片方は吉本興業の岡本社長の経営者しての立場を利用した強引な引退勧告か契約解除の通告。
この両方も悪いということだ。
これで宮迫氏は株をあげているというツイッターなどの書き込みがあったが、実際のところ元に戻ったものと感じた。株は上がってはいない。